2026/11/04 09:00

この記事の結論

ダイニチ加湿器のカンタン取替えトレイカバーは、トレイの上に敷く半透明の使い捨てカバーで、取扱説明書では1シーズン(1日8時間運転・水道水の硬度50mg/Lの場合)を目安に新しいものと交換します。汚れや水アカが気になれば1シーズン未満でも交換、吹き出す風が臭うときの対処にもカバー交換が挙げられています。外し方は「トレイ仕切板を外す→トレイの水を捨て、カバーとトレイの間に指を入れて押し上げる→新しいカバーをセット」の3ステップです。

  • 部品コードは機種で異なる:HD-RXT524はH011508、HD-RXT724/924はH011509、HD-LX1024/1224はH011504(3枚入り)
  • カバーがあっても、2週間ごとの抗菌気化フィルターとトレイ仕切板の水洗い、毎日のタンクの水替えは必要
  • カバーなしでも使えるが、その場合はトレイも一緒にお手入れする(取扱説明書)
ダイニチ カンタン取替えトレイカバーの基本情報(搭載機種、交換目安、部品コード、材質)の早見表

カンタン取替えトレイカバーとは

カンタン取替えトレイカバーとは、ダイニチのハイブリッド式加湿器のトレイ(水受け)にセットする、半透明の使い捨てカバーのことです。公式サイトでは「半透明の使い捨てカバーをセットすることで、トレイの洗浄が不要となります」と説明され、2019年度のLXタイプで初めて採用された後、LX・LXC・RXT・PN・PCタイプに搭載されています。材質はプラスチック(PP)で、取扱説明書では「消耗部品」に分類されています。

交換時期は1シーズン。汚れたら前倒し

HD-RXT524・HD-LX1224の取扱説明書では、交換の目安を「1シーズン(1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L〈全国平均〉が交換の目安)」とし、公式サイトは1シーズンを6カ月としています。あわせて「1シーズンに満たなくても汚れや水アカが気になるときは、交換をおすすめします」とも記載されています。単純に換算すると目安は約1,440時間(8時間×180日)で、1日中運転する家庭ではもっと早く目安に達します。当店(楽天市場店)の加湿フィルター購入者レビュー123件(2026年10月集計)でも、ダイニチ対応品で「毎日のように使っているので、毎月交換」と書く方がいて、使用時間で消耗品の間隔は大きく変わります。

ダイニチ加湿器の消耗部品の交換目安を月数で比較。抗菌気化フィルター30カ月(5シーズン・月1クエン酸洗浄が条件)、トレイカバー6カ月、Ag+抗菌アタッチメントEX 6カ月、カンタン取替えフィルター3カ月

外し方・付け方(取扱説明書の手順)

  1. 運転を停止し、送風ファンが止まってから電源プラグを抜きます。タンクを外し、トレイを水平に引き出します。
  2. トレイ仕切板を引き上げて外し、抗菌気化フィルターも取り出します。フロートと付属の発泡スチロールは外しません。
  3. トレイの水を捨て、カンタン取替えトレイカバーとトレイの間に指を入れて押し上げ、カバーを外します。
  4. トレイが汚れていたらスポンジなどで水洗いし、水気を拭き取ります。
  5. 新しいカバーをトレイにセットします。
  6. 抗菌気化フィルター(上下の区別なし)、トレイ仕切板の順に戻します。仕切板の凸部をトレイの溝に入れ、フィルターは凸部と凸部の間に合わせます。
  7. トレイを奥まで確実に入れ、タンクをセットします。お手入れを兼ねた場合は、お手入れリセットボタンを「ピー」と鳴るまで約3秒押します。
トレイカバー交換の3ステップ図。仕切板を外す、カバーを指で押し上げて外す、新しいカバーをセットする

※図はイメージです。

機種別の部品コード(3枚入り)

本体型式トレイカバーの商品コード出典
HD-RXT524、HD-RXC500CH011508HD-RXT524取扱説明書・公式製品ページ
HD-RXT724、HD-RXT924、HD-RXC700C、HD-RXC900CH011509同上
HD-LX1024、HD-LX1224H011504HD-LX1224取扱説明書

取扱説明書には「この部品は本加湿器用です。他の機器では使用しないでください」とあります。上記以外の型式は、お手元の取扱説明書の「部品のご注文について」で確認してください。トレイカバーの純正部品は販売店またはダイニチWebShopで購入できます(当店では取り扱いがありません)。

トレイカバーがあっても必要なお手入れ

カバーが省けるのは「トレイを洗う」作業です。取扱説明書では、お手入れサイン(赤)が電源プラグを差し込んでから2週間後に点滅するたびに、抗菌気化フィルターとトレイ仕切板を水洗いし、2回に1回はクエン酸洗浄をします。このときトレイカバーは外さず、そのまま使います。タンクの水は毎日新しい水道水に入れ替え、吸気グリルは週1回掃除機でほこりを取ります。吹き出す風が臭うときは、取扱説明書の「臭いが出る」欄にフィルター・仕切板・吸気グリルのお手入れと並んで「カンタン取替えトレイカバーの交換」が挙げられています。

消耗部品交換目安(取扱説明書・公式サイト)条件
抗菌気化フィルター5シーズン1シーズン6カ月・1日8時間・硬度50mg/L・月1回クエン酸洗浄
カンタン取替えフィルター(使い捨て)3カ月1日8時間・硬度50mg/L
カンタン取替えトレイカバー1シーズン1日8時間・硬度50mg/L
Ag+抗菌アタッチメントEX1シーズン1日平均7Lを6カ月(総使用量1,260L)
抗菌エアフィルター汚れが落ちにくくなったら—

やってはいけないこと

  • フロートや発泡スチロールを外す(取扱説明書で禁止)
  • 塩素系・酸性タイプの洗剤を使う(有毒ガスの原因)、40℃以上のお湯を使う
  • 水道水以外(ミネラルウォーター・アルカリイオン水・井戸水・浄水器の水)を入れる
  • カバーを洗って長く使い続ける(取扱説明書は1シーズン目安の交換を案内し、洗浄方法の記載はありません)
  • 他機種用のカバーを流用する

シーズン終わりの片付け

取扱説明書の保管手順は「お手入れをする→お手入れリセットボタンを押す→部品を十分に乾かし、購入時の包装箱やポリ袋に入れて湿気の少ない場所で保管」です。本体を傾けたり横倒しにしないよう記載されています。これは当店からの提案ですが、片付けのタイミングでトレイカバーを新品に替えておくと、次のシーズンはタンクに水を入れるだけで始められます。交換サイン全般は「加湿フィルターとイオンカートリッジの交換サイン」でも紹介しています。

当店の対応商品(互換品)

トレイカバーの純正部品はメーカーからお求めください。当店では、トレイカバー搭載機種を含むダイニチ加湿器向けに、互換の抗菌気化フィルターとAg+抗菌アタッチメントを取り扱っています(純正品ではありません)。全品送料無料、在庫品はご注文から1〜2営業日以内に発送、商品名記載の本体で合わなければ未使用品は到着30日以内に返品・交換(返送料当店負担)で対応します。

H060518互換 抗菌気化フィルター(ベスター本舗)

H060520とH060522の違いは「H060520とH060522の違い」、交換時期は「H060518・H060520の交換時期」をご覧ください。型番が分からないときはお問い合わせフォーム(平日10〜17時)へ。

よくある質問

Q. トレイカバーは洗って使い回せますか?

取扱説明書は1シーズンを目安に新しいものと交換する使い方で、洗浄して再利用する方法は記載されていません。汚れや水アカが気になれば早めに交換します。

Q. カバーを付けないと故障しますか?

取扱説明書では「取り付けずにご使用いただくこともできます」とされ、その場合は抗菌気化フィルターと一緒にトレイもお手入れするよう案内されています。

Q. 3枚入りは何シーズン分ですか?

取扱説明書は1枚を1シーズン目安としています。使用時間や水質で短くなるため、予備として考えてください。

Q. RXタイプやNタイプにも付けられますか?

公式サイトが搭載機種として挙げるのはLX・LXC・RXT・PN・PCタイプです。取扱説明書は他機器での使用を禁じているため、流用はできません。

Q. 臭いがするときはカバー交換だけで直りますか?

取扱説明書はカバー交換と並んで、抗菌気化フィルター・トレイ仕切板・吸気グリルのお手入れを挙げています。あわせて行ってください。

参考資料

関連記事

※当店の商品は互換品であり、各メーカーの純正品ではありません。記載のメーカー名・型番は対応機種を示すためのものです。お手入れ方法は必ずお使いの機種の取扱説明書もご確認ください。