2026/11/02 15:00

この記事の結論

シャープの加湿空気清浄機は、お部屋が乾燥しているときに加湿フィルターが回転して加湿し、湿度が高くなると回転を止めて加湿を停止します。さらに「運転中に加湿しない時は、加湿フィルターが水につからない位置で停止し、送風で乾燥される」設計です(シャープ公式製品ページ)。つまり「フィルターが回っていない」の多くは故障ではなく、湿度コントロールや加湿「切」による正常な停止です。回らず加湿もしない場合は、タンクの水、加湿フィルター・トレー・ローラー・フロートの取り付け、水あかの付着を順に確認します。異音は「ポコポコ」は正常、「カタカタ・カラカラ・キーキー」は取り付け直し、加湿中の「キーキー」はクエン酸つけ置き、が取扱説明書の対処です。

  • 止まって見える+加湿ランプ消灯・適湿表示=正常(適した湿度になると加湿を停止)
  • 「低」「適湿」「高」が点滅=加湿フィルター・トレー・ローラーの取り付けを確認するエラー
  • 水あかや白い固まりが残ったまま使うと「水もれ・異音の原因」(公式)
シャープ加湿フィルターが回らない・音がする症状別の確認点と対処をまとめた早見表

加湿フィルターが「回る」「止まる」しくみ

加湿フィルターの回転とは、トレーの水に浸かった枠付きのフィルターがローラーの上でゆっくり回り、吸い上げた水に風を当てて気化させる動きのことです。KC-F50の公式製品ページには「お部屋が乾燥しているときは、加湿フィルターが回転して加湿。湿度が高い時は、回転を停止して加湿をストップ」とあり、KI-SX75のページにも「加湿をしていない時は加湿フィルターが水につからない位置で停止し、送風で乾燥される」とあります。回転が止まること自体は、清潔さを保つための設計でもあります。

シャープ加湿空気清浄機のトレー部品(加湿フィルター・フィルターわく・ローラー・フロート・トレーシキリ)の名称を示したイラスト

※図はイメージです。

症状別チェック表(取扱説明書「こんなときは?」より)

症状まず確認すること対処
フィルターが止まって見える加湿「切」になっていないか。おまかせ・自動・おやすみ・花粉・パワフル吸じんなど湿度コントロール中か。タンクに水はあるか適した湿度になると加湿を停止する正常動作。乾燥時に再開する
タンクの水が減らない・給水ランプが点滅タンク・トレー・加湿フィルター・フロートの取り付け。フロート周りのごみ取り付け直す。トレーをお手入れしてフロートを正しく付ける
「低」「適湿」「高」が点滅加湿フィルター・トレー・ローラーの取り付け確認してもう一度運転操作
「ポコポコ」タンクからトレーへ水が流れる気泡の音正常。加湿量で頻度が変わる
「カタカタ」「カラカラ」「キーキー」後ろパネル・加湿フィルター・トレー・ローラーの取り付け取り付け直す
加湿中だけ「キーキー」水あか・白い固まりクエン酸で加湿フィルター・トレーをつけ置き洗い
「チッチッチッ」「ジー」プラズマクラスターイオンの発生音異常ではない(切にもできる)
水もれ・異音が続く白い固まりの残留、型くずれお手入れしても直らなければ交換

回らない・加湿しないときの確認手順

  1. 表示を見る。加湿ランプが消えていれば加湿「切」か湿度コントロール中。KIシリーズは効果実感モード中も加湿「切」になる。
  2. タンクに水道水が入っているか、給水ランプが点滅していないか確認する。
  3. 運転を停止して電源プラグを抜き、タンク→トレーの順に外す。
  4. トレーのローラーとフロートが定位置にあるか見る。外れていたら、ローラーは矢印方向へトレーの突起に上から押し込み、フロートは突起の下に入れてツメを穴に入れる。
  5. 加湿フィルターが枠にきちんと収まり、向きが正しいか確認する(KC-S50はグレー面、KI-RX70は白色面が本体正面)。
  6. 枠やトレーに白い固まりが付いていれば、クエン酸(水またはぬるま湯40℃以下1Lに約6g、約2時間)でつけ置きし、十分にすすぐ。
  7. 加湿フィルターをトレーにセットし、トレーを「カチッ」と入れ、タンクを戻す。トレーシキリがゆるいのは正常。
  8. 運転を開始し、加湿ボタンを3秒以上長押ししてフィルターお手入れランプをリセットする。エラー表示が繰り返されるときは電源プラグを抜いて1分ほど待ち、再度運転。それでも直らなければ販売店またはお客様ご相談窓口へ。

つけ置きの詳しい手順は加湿フィルターのお手入れ方法|クエン酸つけ置きの手順を、枠やフロート・ローラーの戻し方はシャープの取扱説明書「こんなときは?」をご覧ください。

やってはいけないこと

  • 止まっているフィルターを手で無理に回す、枠をこじる(型くずれ・ツメ破損の原因。枠は交換部品ではない)
  • トレーシキリ・フロート・ローラーを取り外す(水もれ・故障の原因と公式が明記)
  • フロートを分解する
  • 水あかや白い固まりが残ったまま使い続ける(水もれ・異音の原因)
  • 加湿フィルターを外したまま運転する(公式は加湿しないときも「必ず取り付けて運転」)

交換で解決するケース

取扱説明書は、交換目安の約10年以内でも「傷みや型くずれがひどい」「白い固まりがフィルター全面に付着した」「お手入れしても水あかやニオイが取れない」場合は交換するよう求めています。型くずれしたフィルターや水あかで重くなった枠は、取り付けを直しても音や回転ムラが続くことがあります。当店の集計では、Google検索のシャープ加湿フィルター関連サジェスト277語のうち「回らない・回転しない」は5語、「異音」は1語と件数は少ないものの、「枠・付け方・向き」は26語あり、取り付けまわりの悩みが多いことが分かります。

シャープ加湿フィルター関連のGoogleサジェスト277語を悩み別に集計した棒グラフ

当店の商品は互換品(純正品ではありません)で、枠ごと交換できる枠付きタイプがあります。全品送料無料、在庫品は1〜2営業日以内に発送、対応機種に記載の本体で合わなければ未使用品に限り到着30日以内に返品・交換(返送料当店負担)します。

型番は対応型番一覧(シャープ・ダイキン)、交換時期の見極めは交換サインの記事へ。不明な点はお問い合わせフォーム(平日10〜17時)からどうぞ。

ベスター本舗のシャープ対応 互換加湿フィルター FZ-Y80MF 枠付きの商品写真

よくある質問

Q. 加湿フィルターが止まっているのは故障ですか?

多くは正常です。おまかせ運転や風量「自動」「おやすみ」「花粉」では、適した湿度になると加湿を停止し、フィルターは水につからない位置で止まります。加湿ランプと現在湿度の表示を確認してください。

Q. 「ポコポコ」と音がします。

タンクからトレーへ水が流れるときの気泡の音で、異常ではありません。加湿量によって頻度が変わります。

Q. 加湿中に「キーキー」と鳴ります。

取扱説明書はクエン酸で加湿フィルター・トレーをつけ置き洗いするよう案内しています。運転開始直後やほかの場面で鳴る場合は、後ろパネル・加湿フィルター・トレー・ローラーを取り付け直します。

Q. ローラーが外れてしまいました。

矢印方向へトレーの突起に上から押し込めば「カチッ」と戻ります。付いていないと「低」「適湿」「高」の点滅エラーや加湿不良の原因になります。

Q. すべて確認しても回りません。

電源プラグを抜いて1分ほど待ち、再度運転します。エラーが繰り返される場合は故障の可能性があるため、販売店またはシャープのお客様ご相談窓口に点検を依頼してください。

Q. 互換フィルターに替えたら回らなくなりました。

枠にフィルターが収まりきっていない、ツメが開いている、向きが逆、のいずれかが多い原因です。枠付きタイプは枠ごと交換します。対応機種に記載の本体で合わない場合は適合保証をご利用ください。

参考資料

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※当店の商品は互換品であり、各メーカーの純正品ではありません。記載のメーカー名・型番は対応機種を示すためのものです。お手入れ方法は必ずお使いの機種の取扱説明書もご確認ください。