2026/11/01 09:00

この記事の結論

ダイキンの加湿フィルターは、タンクを外して加湿トレーを引き出し、枠の外周を持って「加湿フィルターユニット」ごと取り出します。ふだんのお手入れでは枠から外さず、ユニットのままつけ置きします。ダイキンは、枠を外すと型崩れや縮みで取り付けにくくなると説明しています。枠を開ける(ツメを外す)のは、フィルターを交換するときだけです。

  • 頻度:約1か月に1度。ニオイや汚れが気になるときも
  • 重曹:水1Lに大さじ2杯を溶かし、約30〜60分つけ置き
  • クエン酸:水3Lに大さじ2杯を溶かし、約2時間つけ置き
  • どの方法でも、すすいだ後にもう一度、水かぬるま湯(約40℃以下)に約1時間つけ置きする
  • 交換の目安:約10年(1日8時間、1年に6か月使い、定期的にお手入れした場合)
ダイキン加湿空気清浄機から加湿トレーを引き出し、円形の加湿フィルターユニットを枠ごとつけ置きする流れの図

※図はイメージです

加湿フィルターユニットとは

加湿フィルターユニットとは、円形の加湿フィルターを枠と軸で固定した部品のことです。加湿トレーの上で回転しながら水を含み、風を当てて加湿します(気化式)。交換用の加湿フィルターには枠が付いていません。ダイキンのFAQでは、枠がないとフィルターを回転できず、加湿運転をしても加湿できないとされています。そのため、枠は捨てずに使い続けます。

外し方(加湿空気清浄機・MCK70Vの例)

  1. 運転を止めて、電源プラグを抜く。
  2. [PUSH]を押しながら水タンクを取り外す。
  3. 加湿トレーの下の部分を持ち、少し上に持ち上げてから引き出す。水が入っているとこぼれることがあるので、ゆっくり引き出します。
  4. 枠の外周を持って、加湿フィルターユニットを取り外す。

うるるとさららなどの除加湿空気清浄機は、水タンクを外した後に加湿フィルターパネルを開けて、加湿フィルターを引き出す形です。

お手入れ方法:枠ごとつけ置きする

気になること使うもの量・時間(ダイキン記載)
白や茶色の汚れ(カルキ・水あか)、定期的なお手入れクエン酸水3Lに大さじ2杯。約2時間
ニオイ重曹かクエン酸(ニオイの種類で使い分け)重曹は水1Lに大さじ2杯。約30〜60分
汚れ全般中性洗剤約30〜60分
  1. 洗剤を水かぬるま湯(約40℃以下)に溶かし、ユニットをつけ置きする。
  2. 水ですすぐ。
  3. さらに約1時間、水かぬるま湯(約40℃以下)につけ置きする。
  4. きれいな水で十分にすすぐ(ニオイや変色を防ぐため)。変色しても、使ううえで問題はないとされています。

ダイキンのFAQでは、ニオイを「すっぱいニオイ」と「芳香剤やぞうきんのようなニオイ」に分けて、重曹とクエン酸を使い分けるよう案内しています。どちらを使うかは、お使いの機種の取扱説明書で確認してください。重曹とクエン酸は混ぜて使いません。

ダイキンが案内する重曹・クエン酸・中性洗剤のつけ置き量と時間、仕上げの1時間つけ置きの早見表
  • 加湿フィルターは力を入れて洗わない。ブラシでこすったり、強くこすったりしない(型くずれの原因)。
  • 枠の汚れは、やわらかい布やブラシ、綿棒で落とす。
  • 緑色の加湿フィルターは、重曹や中性洗剤でお手入れすると抗菌効果が下がる場合がある。
  • お手入れ後はぬれたまま使ってよい。長いあいだ使わないときは、日陰でよく乾かしてから取り付ける。

つけ置き全体の流れは加湿フィルターのお手入れ方法|クエン酸つけ置きの手順でも紹介しています。

加湿トレーのお手入れ

  • 給水のたびに、トレーに残った水を捨てる(残った水はニオイや汚れの原因になります)。
  • 約1か月に1度水洗いし、細かい汚れはやわらかい布やブラシで落とす。水あかは、クエン酸を溶かした水を含ませた布やブラシで取る。
  • 銀イオンカートリッジは、クエン酸や重曹の液に浸さない(ヌメリを抑える効果がなくなります)。フロートと銀イオンカートリッジは外さない。

枠が外れない:交換時の外し方は3種類

フィルターを交換するときは、枠から外します。ダイキンは、フィルターの形を次の3種類に分けて手順を案内しています。

タイプ外し方取り付けの注意
裏表の色が違う枠のツメ6か所を外し、枠(上部)を取り外す。軸を枠(下部)から引き抜くオレンジ面を枠(上部)、青色面を枠(下部)に向ける。突起6か所をフィルターの穴に合わせ、ツメ6か所を「カチッ」と鳴るまではめる
裏表の色が同じ(枠が両面)軸をクリック感があるまで左に回して抜き、ツメ6か所を外す裏表の区別があります。突起12か所を穴に合わせ、軸を押し込みながら右に回す
裏表の色が同じ(枠が片面)中央の軸のへこみ部分をつまみ、左に回して抜くフィルターが枠からはみ出さないように、ツメ6か所に差し込む

正しく取り付けられていないと、水もれの原因になるとされています。ツメが外れにくいときは、無理にこじらず、まずタイプと手順を確認してください。

ダイキンの加湿フィルターユニットを枠上部・加湿フィルター・枠下部・軸に分解し、ツメ6か所とオレンジ面と青色面の向きを示す図

※図はイメージです

加湿フィルターが回らない・加湿しないとき

ダイキンのFAQでは、次の点を確認するよう案内しています。

  • 軸が加湿トレーの溝にはまっているか(正しく入っていないと、トレー自体が本体に入りません)
  • 加湿トレーを奥まで押し込んでいるか
  • トレーのフロートが外れたり、水あかで固まったりしていないか(タンクの水を検知できなくなります)
  • 湿度が設定に達していないか(達すると加湿運転を止めます)。加湿の入/切ランプが点いているか

加湿運転中に「ジリジリ」「グー」という音がするのは、加湿フィルターユニットが回るときの駆動音とされています。上の点を確認しても直らない場合は、販売店かダイキンに点検を依頼してください。

交換すべきサイン

ダイキンは、加湿フィルターは10年を目安に交換するよう案内しています。ただし交換時期は使い方や設置場所で変わり、「汚れが落ちない」「加湿量(水の減り方)が少なくなった」と感じたら交換するよう書かれています。詳しくは加湿フィルターの交換サインをご覧ください。

当店のダイキン用互換加湿フィルター

当店で扱っているのはダイキン用の互換品です(純正品ではありません)。交換用の加湿フィルターなので、お手元の枠と軸に付け替えて使います。

型番商品名に記載の対応機種など
KNME043B4ACK70N・MCK70S・MCZ70P
KAFP085A4+KNME043B4セットACK70U・MCK70V・MCK70W
KNME080A4MCK40W・MCK55U・MCK55T
KNME006A4MCK75L・MCK65K
KNME017C4KNME017A4・KNME017B4と兼用
ベスター本舗のダイキン用互換加湿フィルター KNME043B4 の商品写真

当店(楽天市場店)の加湿フィルター購入者レビュー123件(2026年10月集計)のうち、ダイキン用は7件(★5が6件、★4が1件)でした。セット商品では「交換後には嫌な臭いは取れました」という声もありますが、件数がとても少ないため参考程度にご覧ください。集じんフィルターの違いはKAFP029A4・KAFP078A4・KAFP085A4の違い、全型番は対応型番一覧をご覧ください。全品送料無料で、在庫品はご注文から1〜2営業日以内に発送します。対応機種に記載の本体で合わなかった場合、未使用なら到着から30日以内に返品・交換できます(返送料は当店負担)。

よくある質問

Q. ダイキンの加湿フィルターは枠から外して洗うべきですか?

いいえ。ダイキンは、お手入れのときは枠を外さないよう案内しています。枠を外すと、型崩れや縮みで取り付けにくくなるためです。

Q. 加湿フィルターに裏表はありますか?

あります。色が違うタイプは、オレンジ面が枠(上部)、青色面が枠(下部)側です。色が同じタイプにも裏表の区別があるとされています。

Q. オキシクリーンやハイターは使えますか?

ダイキンの公式案内に出てくるのは、重曹・クエン酸・中性洗剤です。それ以外の洗剤を使ってよいかは、取扱説明書で確認してください。

Q. 枠を捨ててしまいました。

枠がないと、フィルターが回転せず加湿できません。ダイキンのFAQでは、販売店かダイキンに連絡して枠を購入するよう案内しています。

Q. 型番が分かりません。

まず本体のラベルで本体の型番を確認し、取扱説明書で加湿フィルターの型番を調べます。調べ方はフィルターの型番の調べ方をご覧ください。分からないときはお問い合わせください(平日10〜17時)。

参考資料

関連記事

※当店の商品は互換品であり、各メーカーの純正品ではありません。記載のメーカー名・型番は対応機種を示すためのものです。お手入れ方法は必ずお使いの機種の取扱説明書もご確認ください。